【アメリカの学費】アメリカの大学でかかる費用

大学の学費について 教育

アメリカで子育てをする時にいったいどれくらいの費用がかかるか、気になるところです。

日本の義務教育は中学までですが、アメリカは高校までが義務教育のため公立高校(Public School)であれば学費は無料です。

学費がかかってくるのは大学になります。

大学にかかる費用はここ20年間で3倍となり、年間の上昇率は6.9%と言われています。

ここでは大学にかかる費用についてまとめました。

【2022年版】大学にかかる平均費用

カレッジ・ボード(※the College Board)の2022年度のレポートによりますと、住んでいる州内の4年制大学に進学した場合の2022年ー2023年にかかる平均の費用(学費や部屋代などを含めて総額)は23,250ドルです。

州外の4年制大学に進学する場合の平均は40,550ドルです。

私立大学の場合は、53,430ドルになります。

※The College Boardとは、アメリカ合衆国の大学入試の標準テスト(SAT)や、アドバンスト・プレイスメント などの高等教育のカリキュラム の運営を行っている非営利団体です。

【参照】The College Board “Trends in College Pricing”
https://research.collegeboard.org/trends/college-pricing

【2022年版】費用に含まれるもの

アメリカの大学では、助成金(Grants)や奨学金(Scholarships)を除いて、1年間に大学に通うための総費用を、在学費用(COA:the Cost of Attendance)と呼ばれる数値で見積もっています。

一般的に、COAには次の費用が含まれています。

  • 授業料と料金(tuition and fees)
  • ルームと寮(room and board)
  • 本と消耗品(books and supplies)
  • 交通と個人的な費用(transportation and personal expenses)

【2022年版】平均的な大学の授業料

2022年から2023年の学年度では、授業料(tuition and fees)の平均価格は下記になります。

  • 住んでいる州内の公立大学:10,940ドル
  • 州外の公立大学:28,240ドル
  • 私立大学:39,400ドル

大学の授業料(Tuition)とは?

大学の授業料(Tuition)は、大学が提供する指導に対して生徒に請求するものです。

大学は、学期や四半期など、学年度を構成する単位ごとに授業料を請求します。

公立大学での授業料は通常、州内居住者の方が低くなっています。

州外の学生は、州内の学生の2倍の授業料を支払うことがよくあります。

授業料は専攻によって異なる

授業料は、専攻や授業の内容によって異なります。

科学、工学、コンピューティング、事前医学プログラム、および美術の学生は、他の専攻の学生よりも高い授業料を支払うことがよくあります。

学校の費用(Fees)に含まれるもの

学校の料金(Fees)は、図書館、キャンパスの交通機関、学生政府、運動施設などのサービスをサポートします。

この料金は大学によって大きく異なります。

【2022年版】ルームと寮について

ルームや寮の費用は、選択したキャンパスの住居と食事のプランによって異なります。

両親と一緒に住むことでこの費用は減らすことができます。

2022年から2023年の学年度では、部屋と寮の平均コストは下記になります。

公立大学:12,310ドル
私立大学:14,030ドル

大学によっては、キャンパス外に住むための部屋と寮の見積もりを提供しています。

公立大学では、部屋代と理事会費は通常、州内と州外の居住者で同じです。

【2022年版】本や学校用品の費用

2022年から2023年の学生の本や学用品の平均価格は1,240ドルです。

教育製品会社のフォレットによる2019年の報告によると、教科書の価格は1978年以降812パーセントも上昇しています。

学生の中には図書館から本を借りたり、デジタルまたは中古の教科書を購入したり、コストの削減努めている学生もいます。

その他の費用

大学によっては、学校が請求しないいくつかの費用に関する見積りも公開しているところもあります。

例:地元の交通機関、衣類、身の回り品、娯楽など

カレッジボードは、2022年から2023年の学年度において、このカテゴリーの費用は私立大学で2,900ドル、公立大学で3,450ドルまでの範囲であると報告しています。

まとめ

公立大学、私立大学ともに大きな費用がかかります。

子供が小さいころから計画を立てる必要があります。

529プランと呼ばれる「学資積み立て」を行う公的な貯蓄制度を利用される方や、生命保険を利用して学資の準備をされる方も増えてきました。

生命保険に関するご相談やお問い合わせは下記フォームからお気軽にご連絡ください。

無料相談実施中です。

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
Name

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました